元教員、家族で福島移住のんびり主婦日記。

IT系の仕事の夫と2人の息子達との日々。色んな想いを書いてるブログです。

体調不良で仕事を退職するということ。

今日は久々、子育て以外の話。

 

安倍総理大臣。

政治に疎いアラサー専業主婦、何にも知識はないし 

好きでも嫌いでもないけど

 

体調が優れない中 常に頑張らなければならない、というプレッシャー

大変なこともたくさんあったはず、、

 

 

私にも、経験がある。

まっったくレベルが違う次元の話だが。

 

退職前

常に、教師として全力疾走してきた。

 

学級崩壊のクラスを受け持った壮絶な一年もあったし

辛いこと苦しいこと、数えきれない。

 

朝が来るのが怖いと感じた日

一人でトイレで泣いた日。

成果が出て嬉しくて自分にご褒美を買って帰った夜。

 

いろんなことが、あった。

 

教員四年目

多忙で睡眠不足

小さい頃からの難病が再発したとき

お先真っ暗だと感じたこともあった。

 

私が教師を辞めようと思ったのは

 

頑張り続けることに疲れてしまった。

どんな仕事もそうだと思うけれど

教員て、本当に

心も体も健康じゃないと、とてもじゃないけど、やっていけない。

 

そして、子育て、今しないと、後悔しちゃうと、思ったから。

綺麗事じゃないかと思われるけど、家庭に重きを置く、ってことが

自分にとって一番なことなんじゃないかと思ったから。

 

やっぱり私は都会でバリバリ働いて、お金を稼いで 家庭もきちんとする、なんて出来なかった。

後悔したくなかった。

 

やめると決めた時

案の定私は周りから色々言われた。

 

休職はしないのか?

公務員辞めるなんてもったいないよ。

辞めないで頑張れない?

 

でもでも自分で決断した時って、これらの言葉は恐ろしく、私の心には響いてこなかった。

逆に残酷なほど私の心を苦しめた。

 

公務員辞めるってそんなにだめなの?

 

私は辞めると決めたときから

周りからそんな言葉なんて言って欲しいわけじゃなかった。

教師になったことに誇りもあった。少しの辛さや睡眠不足なんかにも耐えられた。そんな簡単に辞めるという決断をするほど、中途半端な思いでやっていたわけではない。

 

決めたときって、ほんとに強固に、気持ちは固まってる。

決断したときには背中を押して欲しいんだ。

 

生きること、仕事をすること

それって、すごくすごく、大変なこと。

だけど私は

すべてはその道1つしかない道だとは思えない。

 

そして体を壊して辞めることが

逃げだとか悪いとかは思えない。

 

『頑張ったね』 

そう言って、そっとしておくこと、それが本人にとって一番の優しさなのではないか。

 

こうやって自分の人生を振り返ると

親より、夫の優しさと励ましに支えられてきたと思う。

 

親は共働きだったし、割と考えは古いから

せっかくなった先生なのに、、

 

きっとそう、思ったはずだろう。

特に父は学歴とか職業気にするし。

 

三浦春馬くんも、思い悩んだとき

うんうんそうだよね、

でも道はいくらでもあるんだよ。

って、言ってくれる人がいたらよかったのかな。

 

 

辞めないでがんばれ

その言葉ほど、残酷に響くものはないと私は思う。

 

(でも頑張らずに、周りのせいにしてばかりで職を転々とすることは良いとは思えない。次に向かう意思と目的があるか、が大事な気がする。)

 

心も体も、元気ならなんだってできるもんね。

 

退職した日の夜

夫が内緒で準備してくれていた🍰おつかれさま、と書かれたチョコが乗ったショートケーキ🍰の味

 

私はあの味を、一生忘れないだろう。

 

もったいなかったね、、

そう、思われない人生にするんだ。

 

意思のあるところに、道はできる。

 

 

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小腹が空いたのでムシャムシャ。

 

たまにはオシャレな生ハムナッツなんて食べちゃったぞ。