元教員、家族で福島移住のんびり主婦日記。

IT系の仕事の夫と2人の息子達との日々。色んな想いを書いてるブログです。

教員採用試験、一発合格。

 

今日は、ちょっと昔の話。

 

大学時代の私は

とにかく先生になりたくて

勉強していました。

 

教員採用試験は、勉強だけじゃなくて体育の試験もあります。

これが本当にネックでした( ̄∇ ̄)

 

そもそも私はほんとに運動ができません。

前も書いたのですが、あまりにも運動できなくて、クラスの男子に笑われていました。😖

悔しかったけど、できないから、頑張ってこなすだけの日々。

勉強ばかりしていました。

 

大学四年のときの採用試験

試験にはマット運動も入っていたのですが、それが本当にできませんでした。

夏に汗だくで練習したこともありましたが、大学のメンバーの中でダントツで私がヘタでした😅

 

恥ずかしながら

前転はできるのですが、後転ができない。

側転なんて言うまでもなくできない🤸‍♂️

 

できない、どうしよう、先生になれないかも、、

そう思い、一人暮らしのアパートに泣きながら帰った大学四年の夏。

でもふと思ったんです。

クラスには絶対、できる子ばかりじゃない。

運動できない子も、勉強できない子もいる。

 

私は運動ができない。

でも先生になって、できないからこそ子供の気持ちがわかる。

恥さらしで良いから、とにかくやれるだけやる!!と。

 

採用試験本番も、私が一番できなかったと思います。

みんな、それはそれは綺麗な器械体操を披露しています。

 

あー、落ちたな、と思いました。

でも結果はまさかの、合格。

 

びっくりしました。

でも、クラスの子どもたちに、できなくても大丈夫なんだよ、先生もできなかったから☺️

って言えるような先生になるぞ。

と思いました。

 

教員て、本当にみんな真面目なんです。

特に小学校教員て、オールマイティにできることが多いから

できない気持ちを分からない先生もいたと思います。

 

私の強みは、ぜんぜんできないけど頑張れるメンタルだったこと!

色々文句は言いますが。。(当時付き合っていた今の旦那さんには愚痴のオンパレードでした。)

 

採用試験一発合格だったときは、このままずっと突っ走るぞ、と思っていました。

 

一年目はがむしゃらにやって、それなりに評価もされた。同時期にすこし年上の女の先生から無視された。お菓子も、自分だけもらえない、あいさつも返してくれない。

辛かったです。

子供達と向き合いたいのに、事務仕事、無駄な会議、時間がない。人間関係も難しい。やりたいことができず、周りの顔色ばかりの日々。

とにかく時間がなくて、やることが終わらない。学校に残りたくても、働き方改革を押してくる管理職に早く帰れと言われる。

とにかく必死でした。

 

楽しかったのかな?と振り返ると、子どもと保護者の方と向き合えたあの時間は宝物でした。綺麗事ではなく、私は今でもあの頃のみんなの笑顔と保護者の方々の暖かい言葉をずっと覚えています。それはこれからもずっと忘れないです。

教員5年目に産休育休に入り、心からホッとしました。

あんなに穏やかな時間が自分に来るとは思わなかったです。

 

メンタル面をすりへらして、退職して今思うことは

教員採用試験に一発合格したことなんて、自分の人生になんの意味ももたないんだ、って。

私から教員をひいたら何にもなくなると思っていました。

でも、ぜんぜんそんなことはなかった。

私は私でした。

 

何でも自分次第で、そして、心と体さえ元気ならば、なんとかなる。なんだってできる。

例えば夫が体調を崩したときは、私は何が何でも働くし、家庭の大黒柱になります。

 

息子にも、勉強とか運動でつまずいても

励まして、応援できる母親でいたいです。

 

 

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今日のおやつはこれでした。

大喜びの息子。

 

パパがいないので、さみしい週末です。

パパはあと何回寝たら帰ってくる〜〜?と聞いてくる息子。

 

3回だよ^_^❤️

と言うと

3回かあ〜〜 と。

 

息子なりにさみしい気持ちを我慢しているんだろうな。

 

私もひとり、寂しくするめをかじってます。

お菓子を食べたかったのですが、我慢です。