元教員、家族で福島移住のんびり主婦日記。

IT系の仕事の夫と2人の息子達との日々。色んな想いを書いてるブログです。

教員時代のこと&素晴らしきペップキッズ郡山

 

私は、時々人の目を気にしてしまうときがあります。昔に比べてだいぶ減ったのですが。

教員をしていたときも

周りの先生の目が怖くてなんにも出来なくなった時期が。

ごはんもろくに食べられなかった、、😿

 

でも夫は全く人の目を気にしません。

 

以前言われました。

 

〇〇ちゃんの生き方なんて誰も気にしてないよ。あなたが思うほど周りは〇〇ちゃんに興味ないから笑笑

 

って言われて、そうか!と思いました。

 

公務員をやめる

福島に引っ越す

 

それらが、他の人にどう思われるか、気になって仕方なかった。

小さい頃から割と世間体を気にする家だったかな?

堅い家でした。   

じいちゃんが自営業をやっていて、借金があり

父と母は苦労したようです。

よく、母からその話を聞かされて育ちました。

 

公務員になるのが良いよ、とすりこまれていたのかな。

教員になりたいと言った時、みんな嬉しそうでした。

私も、安心しました。

 

震災のときに、社会人一年目だったので

辛いとか大変だとか言えなくて。

あのときのことは、今もよく覚えています。

息子には、自立して

社会人になってほしい。

人をだましたり、迷惑をかけるような仕事にだけは就かず

親は安定した仕事に就けだの良いところに就職しろだの言わない方が良いよね、と夫とよく話します。

自分のやりたいことを、追ってほしい、そう思います。

昨日も、何になりたいか聞くと

ウインナー屋さんでした。

先月から変わっていないようです。

 

さて、郡山市子育て支援は、本当に素晴らしいです。

福島で子育てができて、本当に良かった。

 

震災、原発、福島は色々なことを抱えているけれど

みんな気持ちに折り合いを付けながら、前向きに頑張っている、その姿に励まされます。

私も、強くならなきゃな、そう思います。

 

息子は、ペップキッズ、という、無料の室内遊び場が大好き。

(都心のキドキドという施設のようなものです)

ペップキッズ郡山は、お料理も、300円で、簡単なおやつや食事が作れます。

スタッフの方々付いてくださり、支援してくださいます。

私は見ているだけなので、お料理を作る姿を眺めて、写真を撮ってニヤニヤ。

すごく、楽です。

スタッフの方々の、支援が素晴らしいです。本当に、上手に子供達に取り組ませています。

 

料理を作る過程の中で

・こねる

・トッピングする

・混ぜる

これらって、手先も頭も使うし、とても良い経験だなぁと、思います。

 

みんな上手にやっています。よく考えられた構成で、

・パンを焼いている間の時間にいちごみるくを作る。

・料理の合間にうまく手洗いに誘導する。

など、完璧な流れです。

感動します。

 

先日は、メロンパンといちごみるくを作った息子。毎月作る献立が変わります。

美味しそうに食べる姿が、可愛かったです。

 

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東京だと、これらすべてをやるのにかなりお金がかかっていたと思います。

首都圏が、どんどん人口が増えて地方から人がいなくなる、ということをよく目にします。

 

だけど、私たち家族は、田舎の中の都心に住み、すごく生活が豊かになったと思います。

 

豊か、ということは、金銭的価値のあるものを手に入れた、というわけではないです。

 

・家族間の会話

・夫との信頼関係

・子供との時間

 

夫には、家族を養うために頑張ってもらっています。本当に、感謝しかありません。

 

去年は私もバリバリ働いていたので

金銭的にはかなり余裕があったと思います。

 

・でも、時間もなく、いつもイライラ。

(帰ってきて、寝かしつけて、仕事。)

 

・出費も多い。

(料理に時間を使うなんてもったいない、それなら早く寝かしつけて仕事しなきゃ)

 

つねに何かに追われ、休まることもない毎日。

その一方で、仕事に関しての迷いも。

 

どうして辞めたのか、もったいない

と周りから言われるのがすごく怖かったです。

 

でも、気付きました。

私は常に自分ではなく、他人軸でした。

 

仕事も、これをやりたい、クラスの子供にこんなことをやらせたい、経験させたい

そう思うけど

これをやったらペアの先生にどう思われるかな

みんな、私の授業のことどう思うのかな。

すごく、もったいなかったなぁと思います。

 

子育てが落ち着いて自分なりのタイミングで

復帰して

いつかまた学校に戻りたいな。

 

まずは自分にできることを少しずつ。

今日も雨だけど、がんばろう。