元教員、家族で福島移住のんびり主婦日記。

IT系の仕事の夫と2人の息子達との日々。色んな想いを書いてるブログです。

帝王切開で完全ミルク育児の私。

去年はよく、

二人目は?と聞かれました。

 

うまくかわしていましたが。

最近はあまり言われなくなりました。

 

私は息子のとき、自然分娩で立ち会い出産希望でした。

夫と、生まれた瞬間の感動を分かち合いたかったので。

でも、陣痛促進剤打ったあと息子の心拍が低下して

私も意識がなくなって、緊急帝王切開でした。

その時のことはうっすら覚えています。

 

母が付き添ってくれていて、必死に

泣きながら、お医者さんに

娘を助けてください、ってお願いしてくれていました。

私は、帝王切開で出産して、本当に良かったと思います。

よく、自然分娩でこそ〜みたいな記事を見たり、すごくこだわっている方も見かけます。

 

たしかに、自然に産むのは赤ちゃんにとってもママにとっても、良いことだと思っています。

でも、色々な事情で、自然分娩できないことがある。

そんなにこだわることなのかなぁ。

どんなお産も、元気に生まれてきてくれるなら何でも良い。

私はそう思います。

 

そして、私は完全ミルク育児でした。

これは、出産前に覚悟していました。

理由は、小学生の頃から飲んでいる持病の薬が、母乳を通して赤ちゃんにいくから、よくないとのことでした。

 

最後はお母さんの判断で

と言われましたが、私は迷いなくミルク育児を選びました。

私の飲んでいる薬で、

母乳をあげたい、という自分の思いで

赤ちゃんに影響が出たら後悔してもしきれないと思ったからです。

 

でもこれは、本当に辛かったです。

最初は、泣きながら色々なことを考えました。夜中までスマホで検索した夜も。

 

でも、子供を守りたいと思いました。

気持ちの折り合いがついてきた時

予定日が近づいた頃、お風呂で突然母乳が出てきました。

私の体はお母ちゃんに近づいているんだなぁ、それなのに、、あげられないんだ。。

そう考えて、また、泣けました。

 

出産前だったからかな?気持ちが不安定になっていたからかな?

お風呂の中でたくさん泣きました。

 

赤ちゃんを産んですぐ

母乳を止める薬を飲みました。

このときのことは、よく覚えています。

女医さんがきて、これを飲むと本当に母乳が止まります、本当にそれで良いですか?

と聞かれました。

もう決めたので大丈夫です、と答えました。

 

泣きたくなるのをこらえてベットに横になっていると

看護師さんが私の体を、タオルでふいてくれているとき

 

😊母乳もミルクも変わらない。

自分が昔、なにで育ったかなんてわからないでしょう?

今はミルク、良いのたくさんでてるからね、大丈夫!!

 

と言い、温かいタオルで体を拭いてくれました。

すごく、勇気が出ました。

泣きたかったけど、もう泣かないと心に決めていたので、頑張ってこらえました。

 

退院すると、実家ではひたすらミルクを作る毎日でした。

 

しばらく気持ちは落ち着いていたのですが、どん底に落ちる時期がありました。

それは友達と会ったときです。

 

・みんなは授乳室で、おっぱいをあげる。

・私は 水筒に入れたお湯と粉ミルクをシャカシャカして、混ぜる。慣れた手つきで、哺乳瓶でミルクをあげる。

 

哺乳類が入って水筒も入ってオムツも入ってパンパンのリュックを背負い、抱っこ紐の中に息子を入れ、泣きながら帰ったことを思い出します。

 

でも、息子は本当によく笑う子で

ミルクをよく飲んで大きい子で

私が 泣いていると、

ミルクおいしいよ〜

ママ、大丈夫だよ〜 って、目を見て伝えてくれているようで

よし!また頑張ろう!と思えたのです。

ありがとう、息子よ。

 

そして何より

夫がすごく心強い存在でした。

母乳だと母親しかあげられない。

ミルクは夫婦で子育てできた、という強みがあります。

 

本当に、色んなことがあったけど

私は帝王切開で、完全ミルク育児で

本当に良かったと思います。

 

本音を言えば母乳をあげたかったけど❤️

 

でも、そんなの関係ない!って思えるほど

元気いっぱいで、よく笑って

すごく、大きくなった息子が目の前にいます。

息子よ、お母ちゃんのところに来てくれてありがとう。 

 

明日は母ちゃんお弁当つくり、頑張るぞ❣️

 

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息子の大好きな本。

ブックオフでかなり安く買った、ずっと大切に読んでいる本。

最近ひらがな読めるようになってきたから、本読むのが余計楽しいです。