元教員、家族で福島移住のんびり主婦日記。

IT系の仕事の夫と2人の息子達との日々。色んな想いを書いてるブログです。

<実話>刺激と反応の間にあるものとは

夫です。

 

最近「7つの習慣」という有名な自己啓発本を読んでいます。

その中で興味深い話があったので、ブログにまとめたいと思います。

 

「刺激と反応には、選択の自由がある」という話です。

かいつまんで説明すると、どんな不運なこと(刺激)があっても、それによって落ち込むか、ポジティブに捉えるか(反応)は個人の選択によるものだということです。

 

実際に、本には「ドイツのアウシュビッツ収容所にいた人が、その過酷な環境の中でも、自己を客観的に捉え、どのように感じるかを自分で選べたという話が、例えとして用いられています。

 

「なるほどなー、まあそんな考え方もあるのか」程度に考えていたのですが、正にそのことを目の当たりにした体験がつい最近ありました。

 

それは、高校時代の友達と世間話で電話していた時です。

最初は他愛のない世間話をしていたのですが、途中から友達の親の話になりました。

 

親もそろそろ老後に差し掛かる頃です。

その友達は、今「親に、お金をせがまれている」というのです。

これから年金ぐらしになるけど、少なく、そして貯蓄もない。お前の教育費を払ったのは両親なのだから、今度は面倒を見て欲しい。的な話でした。

 

この話を聞いて、自身は、その友達が不憫だなと感じました。

と同時に自分の親が、ちゃんと貯蓄している(少なくともせがんでくる様子はない)ことに、フツフツと、感謝の気持ちが湧いてきました。有り難いと

 

自身は、なかなかいい言葉が出てこなかったのですが、その友達に言いました。

「それは、本当に大変だな。」

 

ただ、その友達の反応は想定外でした。

「確かに大変だが、感謝もしている。このことで自身はお金の大切さを心から理解できた気がする」

と答えたのです。

 

パッ、と頭に光が指しました。

恨まないだけでなく、感謝するなんて本当に予想外でした。

 

これこそが、人間が持つ「刺激」と「反応」の間の選択の自由だなと感じました。

 

自身も、この何人にも奪うことない自由を意識して生活したいと思います。

そして、自身もこの友達を見習って、どんな困難でも前に進む力に変えて、生き抜いていきたいと感じた一日でした。

 

めでたし、めでたし !

 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

↑ 是非読んでみてください。名著といわれているだけあって、素敵で根本的な原則が書かれています。