友達ってなんだろう。

私には、親しくさせて頂いているママ友がいる。

明るくて、他人を悪く言わなくて

何より頼りになる。

私が落ち込んでたら

息子を公園まで連れて行ってくれて

たくさん遊んでくれて

おいしいお菓子まで作って、持ってきてくれた。

遠方から嫁いで来られて☺️

多忙なご主人の代わりに、運転どこでもスイスイ！！

まさにスーパーウーマン！

都内もどこでも運転するらしい！すごすぎる。

その方と話したり人生相談すると、心も体も楽になる。

介護や育児、頑張ってる☺️素敵なママ友⭐️

憧れる。

🌸🌸🌸

友達について、考える。

女の人って、友達付き合いって、難しい。

私は、仲良くなる友達って

そのときの人生のステージで、変わると思っている。

受験の時には受験に向かって共に切磋琢磨する友達

仕事を頑張る時期には、愚痴やら、目指したい方向性を話して、次に向かって分かち合える友達

育児ならば、子を守り育てるという目標に向かって共に頑張れる友達

つくづく、思う。

同じ場所を目指して頑張る友達と、仲が良く、打ち解けやすくなることを。

裏を返せば

その、頑張る方向が変わったり

どちらかが、歯車が狂った場合

（例えば大学受験に失敗した、好きな人と結婚が出来なかった、就職に失敗した、など）

割と簡単に、友情は崩れてしまうこと。

そして、疎遠になること。

大学時代

毎日のように会って、一緒に勉強していた、夜な夜な都内の街を遊び歩いた友達。

お互いに結婚した。

あれだけ遊んでいたのに

笑い合っていたのに

彼女の家庭がうまくいかなくなり、離婚することになってから

会うことも、なくなった。

ある日、彼女から長文でラインがきた。

簡単に言うと

「自分が、失っていくものを全て手に入れている〇〇（私の名前）が、羨ましくて苦しい」と。

私はその時、衝撃だった。

私こそ、自分にないものを持っている彼女が

羨ましくて羨ましくて仕方がなかったのだ。

高校時代

我が道を行っていた彼女は

メイクもうまくて、

他人の目なんて気にせず、、

堂々としていて

授業中寝ていても、テストは完璧。

かっこよくて頭が良かったモテる先輩と付き合い、

あっさりと自分から振って

他校のイケメンと付き合って

都内の最高峰の大学にすんなり合格、、

誰もが羨む大企業に就職

仕事もバリバリ！

なーんて、私とは正反対の人生だと思っていた。

高校時代

彼氏にフラれて、成績も急降下

行きたかった大学にも落ちた私。

不器用で、人一倍努力しなければ

周りについていくことができなかった自分。

彼女からの言葉は、ビックリして、返信に迷ってしまった。

私はその時　気づいたのだ。

誰もが、心の中に、さまざまなものを抱えているのだと。

何にもない、心配事もない、そんな人などいないのだと。

私も、周りからすると

明るくて何にも悩みがなさそうな、お気楽主婦だと見えていることだろう。

実際にそう言われたこともある。

だけど、こんな私も

過去にとらわれて、苦しくなる瞬間とか

周りからの目を気にして辛くなることもまだまだたくさんあるし

育児が終わったら自分に残るものはなんなんだろうとか

自分の、一生付き合わなければならない難病のこととか

その他モロモロ、、

誰にも言えないこともある。

側から見たら気づかれないことを抱えている。

生活していく上で、周りから気づかれないように、蓋をして生きているのだ。

だから、どんなに順風満帆に見えても、

人それぞれ、色々なものを抱えているのだろう。

友達を羨ましくなるとき　自分をゆっくり見つめ直して

今ある幸せに感謝しなければ。と思う。

そして、自分の人生を生きていけるのは自分しかいない。

どんなに羨んでも、手に入らないもの、それが他人の人生なのだ。

でも、自分の人生は変えていけるのだ。

人を羨んだり、恨んだりして自分の人生を過ごすことって、

時間を無駄にして、無駄なエネルギー消費することだし

本当にしょうもないな、と思う。

友達って、適度な距離が必要だ。

どれだけ親しくても。

そして、本当の友達は　

生きていくステージが変わっても

またいつかお互いの生活が落ち着いた時に

必ず合流して、

また、笑い合えると、そう思うのだ。

🌸🌸🌸

最近読んでいる、岸田奈美さんの文章が素敵すぎる。

あんな楽しくてあたたかな文章を書ける、

等身大の自分を生きる大切さを教えてくれる気持ちにさせてくれる文章って、初めてだ。

素敵だ。

今日も読んで寝よう。